誰でも歳をいくのはしょうがない。
僕は客観的にはジジイの年齢になっているんだけど、
本人は断固拒否したいと思っている。
ジジイと認めたくない強がり、
それも若さの秘けつかなー、
なんて思うけどね。
しかし、どんどん老化していくってやっぱりつらいもの。
無理は出来ない身体になっているのは
自覚している。
それはいいんだけど、
年下や若者嫌われないようにしなくちゃ、
なんて思う。
「元気なジジイ」はいいんだけど、
「老害」とか「気色悪い」
と疎んじられるのもジジイなのだ。
そう考えるとさびしいものだ。
だんだんね、
気弱じゃないけれど、
さびしいから
かまってちゃんの傾向になるだろうね。
より厄介者にならないようにしなくては…。
子どもも自立し、帰ってこないし顔も見せない。
親のことなんか、きっと二の次なんだろうね。
それは僕も若いころそうだったなら、
しかたがないよなぁ。
おやじ、ジジイたち
かまってもらいたければ、
オレ様ではいかないことを自覚すべきだと思う。
依然としてオレ様だったら、
ただのガンコ爺さん、
みんな毛嫌いして逃げていくからね。
ジジイも恋をすればスマートになるよ。
恋をしているジジイは
やっぱりオレ様ではいかないことを知る。
恋をして、相手の気持ちを汲んだり、相手を喜ばそうとして
学習することになるから。
おしゃべりも楽しくしたいから、
自分だけの嗜好だけではいかない。
ある意味忍耐力がつく。
だけど、忍耐力っていっても、
苦しいものではない。
トキメキもあるから、笑顔も多いだろう。
話題を見つけておしゃべりを楽しむ。
女ができると、色ボケとかスケベ爺なんてレッテルはるけど、
自分たちもいずれ老いていくんだよね。
齢をいっても
好きな女がいるって、最高なんだよね。