母親が我が子に対しての愛は無償の愛
というのは間違いない。
だけど、たとえば過保護ゆえ、
子どもが凶暴になり、
母を裏切る、
なんてある。
一度ぐらいならいざ知らず、
何度も裏切り、
母を泣かすようなことを
すれば
いくら母の愛は最高といいながら、
そこは人間、子どもへの深い愛もどこかへいってしまう。
その無償の愛も限界、
愛想つかすにきまっている。
ワンちゃんを飼っていて思う。
犬の愛は、無償の愛どころではない。
母の愛以上のように思えるときがある。
犬の愛は果てしなく広く深い。
ワンちゃんは人間以上に
愛する能力が優れている。
愛する能力
ネグレクト(飼育放棄)や虐待を受けても、
その時は拒否するんだけど、
再び自分を愛する人間を信頼して、
愛することができる。
辛い時を経ても再び許し、忘れてくれる。
これって、すばらしい能力だと思う。
その影響だろうな、犬に教えられる。
犬が飼い主を慕う姿は純粋だ。
愛する人に対してものすごく誠実だ。
常に一緒に居ることに喜び幸せを感じ、
それがどんなときにでも常にある。
人間は自分の感情で、相手を不快にさせる。
イライラしていると、自分のことが精いっぱいで、
相手を遠ざけたり、思いやりなんてどこへやら、
相手のことなんて考えない。
愛する能力が優れている犬は、
24時間いつでも、飼い主に愛情を注ぐ。
飼い主が今、悲しんでいるときも、辛く落ち込んでいるときも、
腹が立っていてイライラしているときも、
常に寄り添っている。
愛とは何か…、
無条件の愛、無償の愛とは…
人間は、打算的、条件付きの愛がほとんどじゃないかな。
彼らから学ぶべきものが多い。