相手を幸せにしてあげること
は男なら当たり前の恋愛哲学だ。
してもらうという発想はないのが
男の美学だと思うのだ。
幸せにしてあげるというのにも
さまざまなかたちがあると思うけれど、
結婚もそうかもしれない。
昔的に言うなれば、
金銭的に不自由をさせない、
一生懸命働いて食わせてあげる。
なんてそうだろうな~。
最近はそういう考えは、
男女平等の世の中、
相手を見下し虐げるようで
バッシングされる。
どんなかたちにしろ
とことん愛して大事にしてあげるなど
それを続ける、
至難の業かもしれないな。
ただ、そのかたちが相手が
それを望んでいてこそ、成立する。
お金に不自由しない生活でも、
自分の夢や生きがいから、
相手も働きたいと思えば、
それを尊重し、応援することはたいせつ。
いくら相手を幸せにしてあげているからと、
自分本位では本末転倒だ。
それは自分の価値観を押し付けるようなもの、
相手が望んでいることを満たしてあげないと、
自己満足になってしまう。
いろいろとしてやりたい、美味しいものを食べさせたい、
どこそこへ連れていってやりたい、
喜ぶ顔が見たいからなんだけれど、
僕も大きなお世話的なことをして、
自分が良かれと思ってしてあげたことが、
実は、ほんとうはありがた迷惑もあるからね。
相手の気持ちになる、中々難しいけれど、
実は自己満足に浸らないようにしなければと思う。